こんにちは!!
ファイナンシャルプランナーの鍬農です。
本日はお家の売却時に必要になる書類について、お伝えいたします。
終の棲家として建てた、もしくは購入したマイホーム。親御さんの介護や
お子様の学校の兼ね合い、家族構成の変化など、生活環境がかわり、
マイホームを売却することになったという事がございます。
数年後の未来はだれにもわかりません。本日は、もしもの時の備えのために
マイホームの売却時に必要になってくる書類についてお伝えいたします。
①不動産登記識別情報通知書(権利書)
昔は権利書と呼ばれておりましたが、不動産登記識別情報通知書という書類となっております。
下部に黒いテープでパスワードが隠されておりますが、こちらは、はがさないでください。
なお、戸建ての場合は土地につき1枚、建物につき1枚、合計2枚ございます。
また、私道の持ち分などがある場合も追加で情報通知書がございます。
※紛失をした場合でも売却は可能ですが、別途費用がかかります。
②固定資産税評価を証明する書類
・固定資産税納税通知書 ※毎年5月~7月頃に届きます。
・評価証明書 ※役所で取得をすることができます。
上記が所有権移転などの手続きのために必要になってきます。
③図面関係一式
図面が残っていると不動産会社や購入者が建物、お部屋を安心して査定、
検討いただくことができます。大切に保管されておくことをお勧めします。
④取り扱い説明書・保証書類関係
設備などが故障をした場合でも取扱説明書や保証書関係が残っていると
原因の調査やどこに問い合わせをすればよいかわかるので安心ですよね。
⑤建物状況調査(インスペクション)書類
売却の際には建物状況調査(インスペクション)を行っておくことをお勧めします。
建物状況調査とは建築士が素人では判断ができない床下や屋根裏、基礎、傾きなどを
調査して不具合がないか確認をすることです。調査資料を冊子にして購入を検討
される方に提示できるので購入を検討されるかたは安心して検討することができます。
⑥リフォーム履歴がわかる書類
外壁・屋根の塗装や設備のリフォームなどの履歴がわかる書類があると
査定金額が上がる可能性がございます。大切に保管されてください。
⑦太陽光の設備ID・事業者ID・パスワード
太陽光設備は売却の際に名義変更が必要になります。
名義変更の際、上記の情報が必要になります。
⑧性能を証明する書類
ZEH・耐震等級・C値・Ua値・長期優良住宅認定など、
性能を証明する書類があるとさらに、良いと思います。
以上の通りです。
売却をするのであれば、より高く売れた方が良いですよね。
しっかりと価値を証明するためにも書類関係は大切に保管をされてください。
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