こんにちは!!
ファイナンシャルプランナーの鍬農です。
熊本では緊急事態宣言の解除がされましたが、気を抜かずに感染防止の為、
手洗い、うがい、手指消毒、マスク着用など心掛けていきましょう。
さて今回は住宅ローンの借入にかかる費用についてお話しさせて頂きます。
まず、住宅ローン借り入れには大まかに以下の3つ費用が掛かってきます。
①まず第一に【保証料】です。一括払いと毎月分割払いがあります。
昔はローンの借入時は保証人をつけることが一般的だったのですが、
現在は第三者(保証会社)が保証人になる機関保証が一般的です。
その機関保証をしてもらう為に必要なのが【保証料】になります。
②またこれとは別に【融資手数料】というものがございます。
これは単純に金融機関に払う事務手数料のようなものです。
③他にも契約書に貼る【収入印紙代】などが住宅ローンの借入にはかかってきます。
さて、ここで問題です。
【問題】
①融資手数料は融資額の2.2%
保証料 0円
②融資手数料 0円
保証料は融資額の2.2%
もし上記のような2パターンのローンがあった場合、他の条件が
同条件だったとしてどちらを選んだ方がお得でしょうか?
【答え】
↓
↓
答えは②です!
【解説】
結局払う金額は同じなのでどちらも変わらないのでは。と思うかもしれません。
しかし保証料と融資手数料には大きな違いがあります。それは、保証料は
一括返済、借り換え時等に戻ってくる可能性があるということです。
融資手数料は融資にかかる事務手数料なので、これは戻ってきません。
保証料は「ローン35年間分の保証料を払うので保証人になってください」という
ことでお金を払っています。仮にローン支払い中20年目に他の金融機関に
借り換えや退職金などで一括で返済を行ったときはどうでしょうか。
残り15年の期間、保証会社に保証をしてもらわなくてもよくなります。
残りの15年分に充てられていた保証料が戻ってくる可能性があるんです。
問のような極端な選択に迫られることはないとは思いますが、
保証料は戻ってくる可能性がある。ということはローン選定の為に
覚えておいてください。
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